フリーランス主婦の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

字幕翻訳について知りたい人にお薦めの本5選

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映像翻訳について書かれた本や、映像翻訳家の著書は意外と少ないものです。

ゆえに非常に興味深い内容のものが多いので、私のお薦めの本5冊をご紹介したいと思います。

 

 

1、『初めての映像翻訳』日本映像翻訳アカデミー(2011年、アルク

 

映像翻訳者志望の人向けの数少ない入門書。

練習問題もあって、映画ファンや英語学習者も楽しめる内容です。

 

2、『字幕翻訳者が選ぶオールタイム外国映画ベストテン』 映画翻訳家協会編集(2011年、ACクリエイト)

 

名作映画の紹介だけでなく、大御所の字幕翻訳家の先生方のコメントがとっても面白いです。

翻訳学習者だけでなく、洋画ファンにぜひ読んでいただきたい作品。

 

3、『映画字幕五十年』清水俊二(1987年、ハヤカワ文庫NF)

 

 

字幕翻訳の第一人者で、戸田奈津子さんの師匠である清水俊二さんの著書。

自叙伝的な内容ですが、映画や字幕の歴史を知ることができる貴重な1冊です。

 

4、『KEEP ON DREAMING 戸田奈津子戸田奈津子(2014年、双葉社

 

 

字幕翻訳のレジェンド戸田奈津子さんの自叙伝的な著書。

生い立ちや字幕翻訳の仕事を始めるまでの経緯、スターの話などがインタビュー形式で書かれていて、とても興味深い内容です。

 

戸田さんの著書はほかにも何冊かあり、どれも面白いので翻訳学習者には読んでいただきたいと思います。

自叙伝的な作品は他にも『字幕の中に人生』があります。

 

5、『字幕屋に「、」はない (字幕はウラがおもしろい) 』太田直子(2013年、イカロス出版

 

 

太田直子さんが『通訳翻訳ジャーナル』で連載していたエッセーをまとめたものです。

太田さんのエッセーは独特な語り口ですが、読み始めると一気に引き込まれてしまいます。

『字幕屋は銀幕の片隅で日本語が変だと叫ぶ』『字幕屋の気になる日本語』もお薦めです。

 

何か月もたってから訃報を耳にしたのですが、太田直子さんは2016年1月に急逝されました。

もう新しいエッセーが読めないのは残念ですが、彼女の著書はこれからも語り継がれるべき作品だと思います。

 

 

映像翻訳に長くかかわっている方にはなじみの本ばかりかもしれませんが、

これから字幕翻訳を学びたい方、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。