フリーランス主婦の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

PayPal(ペイパル)で外貨報酬があった時の仕訳をまとめてみた やよいの青色申告使用

会計帳簿のイラスト

 

フリーランスになって10年以上ですが、今年初めて外国の会社と取引する機会があって外貨で報酬をいただくことになりました。

実務翻訳者の皆さまは外国の会社と取引する機会が多くあると思いますが、映像翻訳のクライアントはほとんどが日本の会社なのです。

日本語版の映像作品は、日本で消費されるものですから当然ですよね。

今回のクライアントも、実際にやり取りしているディレクターは日本人なのですが、本社が外国にあるとのことで外貨(ドル)での支払いということになりました。

ペイパルのアカウントを作る

 

そこで先方から、まずPayPal(ペイパル)のアカウントを作るように言い渡されました。

外貨建てによる銀行口座への送金というのはとんでもなく手数料がかかるようで、ペイパル経由のほうが先方も都合がいいみたいです。

報酬受け取りに使うためにはビジネスアカウントの開設が必須です。

 

ペイパル経由で報酬をいただくこと自体に特に不安はないのですが、

気になったのは帳簿の付け方です。

ドルで入金って、どうやって記帳するの!?

分からないことはググれば何でも出てくるものですが、

ペイパル関連の情報はオークションなどの取引による支払・入金の情報が多く、

普通に報酬をいただいた時の仕訳方法がほとんど見つかりませんでした。

断片的な情報をかき集めて、自分の備忘録としても今回まとめてみたいと思います。

やよいの青色申告で記帳

私は独立してすぐに開業届を提出。それ以来、青色申告をしています。

使っているソフトは「やよいの青色申告」(クラウド版ではなくパッケージ版)。

なぜかというと、開業届を出した税務署管轄の青色申告会の勉強会で、「やよいの青色申告を推奨していたからです。

このソフトしか使用したことがないので、ここでの記帳方法は「やよい」をベースにしていますのでご注意くださいませ。 

やよいの青色申告 18 通常版 <消費税法改正対応>

やよいの青色申告 18 通常版 <消費税法改正対応>

 

 

 1、売掛帳に売上高を記入

この売上高は、報酬が発生した日のレートで円に換算します。

「発生した」とは、つまり請求書を発行したとかクライアントから報酬確定の通知があった日。

 

また、レートは主要取引金融機関、または日本銀行のレートを参照するといいでしょう。

どちらにしろ、統一できていれば問題ないと思います。

TTB(外貨を円に交換する時の為替レート)で換算します。

 

例えばTTBが1ドル=110円で1000ドルの報酬があった場合・・・

売上高 110,000

となります。

 

2、ペイパルを銀行口座として登録する

まず、ペイパル口座を「銀行口座」として登録。

これが非常に大事です!!

ペイパルが銀行口座じゃないと思うから、

「どうやって仕訳するの?」と私は戸惑ったのですが、

他の銀行口座と同じように考えれば、難しいことはありません。

普通預金という扱いでいいと思います。

 

やよいで口座を登録する時には、導入設定ウィザードを使います。

得意先や銀行口座を追加(修正)したい| やよいの青色申告 サポート情報

 

3、入金があったら

いつもの仕訳と同じです。

普通預金 掛代金回収 110,000

ペイパル

 

ちなみに外貨での支払いの場合、源泉徴収はされません。

それはありがたいことですが、確定申告で戻ってくる楽しみがなくなりますね(笑)。

 

4、銀行口座に出金した時

ペイパルの出金は5万円以上なら無料

ペイパルから銀行口座に出金する場合、事業用の口座に移すか私用の口座に移すかで仕訳の方法が異なります。

個人的には、私用の口座に移したほうが仕訳は簡単だと思います。

 

預金出納帳から、生活費として出金してしまえば終わり。

事業用の口座に移す場合は、口座間の資金移動と同じ扱いになります。

 

5、レートの違いによる差額をどうするか

売上発生時のレートと出金時のレートが異なるため、注意が必要です。

 

出金時のレートのほうが高かった場合は雑収入

出金時のレートのほうが低かった場合は為替差損として扱います。

 

実は私自身まだ出金をしたことがないのですが、ペイパルのレートは手数料を引かれるため通常のTTBより低くなるようです。

つまり、大体の場合は為替差損で処理することになるでしょう。

 

例えば、11万円の売上高を計上したが、1万円の為替差損が生じた場合・・・

(私用口座への出金)

事業主貸  生活費  100,000

事業主貸 為替差損 10,000

これで処理できます。

 

まとめ

 

以上は私なりに解釈した仕訳方法なので、一例として参考にしていただければと思います。

ポイントは、ペイパルを銀行口座として扱うこと。

至極当たり前のことですが、この考えが私には抜け落ちていたので、難しく考えてしまっていました(笑)。

まだペイパルの出金をしたことがないので、実際にやってみたらまた報告したいと思います。

 

また、クラウド「やよいの青色申告オンライン」の導入も検討しています。

初年度は無料とのことなので、来年から切り替えてみようかな。。。